奈良一人旅で、大野寺そばの巨大石仏「弥勒磨崖仏」に圧倒される

★202104春の奈良一人旅。大野寺から見た弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ) 奈良

どうも。奈良&お寺好きのアラフォー独身女・はんまゆです。

4月の奈良一人旅連載のつづき。

今回は、スケールに圧倒された、大野寺から見える超巨大石仏、弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)について。

岩壁に彫られた10m超の仏様の姿は、自然の美しさとも調和して圧巻でした。

「室生寺」駅から徒歩7分ほどと近いので、室生寺参拝の前後に立ち寄るべきスポットです!

弥勒磨崖仏を見に、大野寺へ

大野寺に行ったのは、2021年4月17日。

「室生寺」駅に着いたとき、室生寺行きバスが1時間ないとわかって、時間つぶしで、弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)を見に行くことに。

 

石仏が見えるという大野寺は、近鉄「室生口大野駅」から徒歩7~8分。

★202104春の奈良一人旅。弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)がよく見える大野寺

 

大野寺の境内。雨のためか、参拝客は私しかいませんでした。

★202104春の奈良一人旅。弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)が良く見える大野寺の境内

 

…建物は閉まり、室内の仏像は何も見られませんでしたが、お目当ての弥勒磨崖仏は、目の前にどーんと見えました。

★202104春の奈良一人旅。大野寺から見た弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)

目の前を勢いよく流れる宇陀川、豊かな緑、荒々しくむきだしになった岩壁に彫られた石仏ー。

周囲の大自然と石仏のスケールに圧倒され、しばらくぽーっと見とれてしまいました。

 

写真だと、石仏が見えづらいのですが、拡大するとこんな感じ。

★202104春の奈良一人旅。大野寺すぐにある弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)を拡大

…それでも見えにくいと思いますが、現地で目を凝らすと、目もとや着物のひだなどが見えます。

 

お寺の説明文によると、高さ約11.5m。

「鎌倉時代初期、後鳥羽上皇が石仏開眼供養のために御幸された」という由緒ある石仏です。

★202104春の奈良一人旅。大野寺から見える弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)

 

石仏は大野寺に入らなくても、外の道路からも見られます。

★202104春の奈良一人旅。弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)へ向かう大野寺脇の道

 

晴れていたら、新緑がもっと美しかっただろうと思います。

石仏、木々の緑、宇陀川の流れと、景観がすばらしいので、室生寺の参拝前後での散策におすすめです。

★202104春の奈良一人旅。大野寺前の弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)近くの景観

 

 

弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)しめくくり

大野寺から見える弥勒磨崖仏は、奈良県景観資産のページで、秋の紅葉シーズンの写真が掲載されていました。

奈良県景観資産「室生大野寺の磨崖仏と宇陀川」

駅から足を伸ばしても行く価値のある石仏&自然の景観でしたので、ぜひ!

 

~大野寺、弥勒磨崖仏の基本情報~

【大野寺の拝観料】 300円(※石仏はお寺に入らなくても外の道路から見えます)

【アクセス】 近鉄大阪線「室生口大野駅」から徒歩約7分/「室生口大野駅」から「室生寺前」、「血原橋」、「辰尾橋」、「上田口弁天」行きバスで1分。「大野寺前」下車すぐ

【HP】   公式サイトがないようなのでこちらを→奈良県観光サイトの「弥勒磨崖仏」ページ

 

春の奈良一人旅連載。

次の第4回は、連泊した四つ星ホテル「カンデオホテルズ奈良橿原」です。

(前回は⇒花の御寺・奈良の長谷寺で、牡丹(ぼたん)と大手毬(オオデマリ)に癒された一人旅

では!

アラフォー独身女・はんまゆ

 

★2021年4月・春の奈良一人旅 連載もくじとダイジェスト版★

春の奈良一人旅(2021年4月下旬)連載記事のもくじページ

春の奈良一人旅ダイジェスト版~花と新緑に癒された2泊3日~

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