奈良・霊山寺で弘法大師が開いたパワースポット・奥之院に行く｜霊山寺奥之院編

どうも。奈良一人旅歴13年の46才独身女・はんまゆです。

2022年秋の奈良一人旅連載第7回。

前回につづき、秋バラの名所・霊山寺ネタで、今回はパワースポット・奥之院を取り上げます。

…私はスピリチュアル的な感性や霊感的なものは持ち合わせていませんが、奥之院に向かう道中、気持ちがちょっと引き締まるような空気を感じました。

叶えたい目標・夢に向けて努力して強い覚悟を持った人、スピリチュアル的な能力のある人、もしくは「龍神様」に興味がある人などにおすすめのスポットです。

霊山寺・本堂から奥之院へ

本堂近くで奥之院の説明看板を見つけました。

あの弘法大師が大弁才天を祀られたという由緒と、「ご利益あらたか」という言葉にひかれ、奥之院まで足を伸ばすことに。

歩くのは好きなので、「1ｋｍならどうということもない距離だな」と向かったのですが、

ゆるい上り坂が延々続いて、1㎞を余裕で超えている距離にも感じて、

鳥居が見えたので、

「いよいよ奥之院か」

と思って先をのぞいたら、ゴールの見えない長～い下り坂が…。

ここに着くまでに「やっぱり引き返そうか」と2～3度思った程、長い上り坂に疲れたので、さらに続く下り坂に

「帰るときにこれを登るのか…」

とためらわれましたが、気持ちを奮い立たせて先へ。

下に流れる谷川の音が聞こえ、鳥居も見えて、ゴール目前。

到着！

奥之院の説明書きにとまどう

奥之院に着いたのはいいのですが、鳥居脇の説明書きを読むと、

「心正しく一心に祈願すればあらたかなご利益ご加護が授かりますが、不心得のことがあれば神罪もまた厳しいものがあります。心して祈願してください」

…私自身、本気で叶えたい願望はありますが、奥之院に漂う空気感と「神罪」という言葉になんだかちょっと怖くなりました。

まぁ、ここで「怖い」と感じるということは、私の心や根性の甘さ、覚悟の足りなさの表れかもしれませんが…。

さらに、参拝方法が書かれた一文に

「礼拝は特定の日以外は鳥居柵前より、始めと終わりに拍手二回ずつ～」

とあるのですが、↓この赤い鳥居のことなのか、橋の向こうにあるお堂？の前に見える小さな鳥居のことなのかがわからず…

もしこの赤い鳥居の手前で参拝するように、という意味なら、越えてしまったらまずいなと、結局この場所で拝んで帰路に就きました。

本堂でお寺の方に聞いたら、やはり橋を渡った先のお堂まで進んでよかったとわかり、「せっかく行ったのに」とちょっとがっかり。

でも、進むのがためらわれたということは、この奥之院は私にはあまり縁のない場所だったのかなぁとも感じました。

霊山寺で聞いた気になる話

本堂で聞いたところによると、奥之院を参拝した方の中には、

「龍神様がいた」
「参拝の帰りに、手に電流が走ったような感覚がした」

という話もあるそう。

奈良で色々な寺社仏閣に行きましたが、こういう話を聞くのは初めて。

やはり霊山寺の奥之院の”強力さ”は並ではありませんでした。

しめくくり～霊山寺奥之院の個人的な感想～

私はスピリチュアル的なものを感じる能力はありませんが、奥之院に向かう道のりで、心なしかちょっとぴしりと厳しさを感じさせる空気感がありました。

奥之院目前の鳥居までしか行かずじまいでしたが、

「じゃぁ今度の奈良旅ではちゃんと先まで行ってお参りしよう」

という気持ちがなぜか湧きません。

全国各地を旅する中で、しばらくそこにいたくなるような安らぎを感じたり、「よし、もうひと頑張りするぞ」と前に進む力をもらえたりするようなお寺や神社がいくつかあります。

霊山寺の奥之院はどうもそういう気持ちが起こらず、参拝を終えて早々に引き返しました。

やはり寺社仏閣との相性ってあるのかなぁと感じました。

～霊山寺の基本情報～
【拝観料】　　500円。バラが見ごろの5、6、10、11月は600円
【アクセス】　近鉄奈良線「富雄」駅から「若草台（50系統）」行きで7分。「霊山寺」下車すぐ
【Webサイト】霊山寺公式サイト
【SNS】　　　霊山寺Twitter

11月の奈良一人旅連載・霊山寺シリーズは次がラストです！

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46才独身女・はんまゆ

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