どうも。毎年奈良を旅する46才独身女・はんまゆです。
2022年11月の奈良一人旅連載第4回は、霊山寺（りょうせんじ・奈良市）の概要＆バラ庭園を紹介します！
「秋バラとお風呂巡り」をテーマにした今回の旅のメインイベント。
バラ庭園は見ごろを過ぎていたのか、微妙な咲き具合ではありましたが、全体としては想像以上に広いお寺。
見どころ＆楽しめるものが盛りだくさんで、滞在時間は4時間半（！）に。
ネタの宝庫なので、今回から3回にわけて霊山寺を紹介します。
バラは春も咲くので、5～6月の奈良旅行のご参考にも(^-^)
霊山寺をざっくり紹介～見どころまとめ～
奈良市西部にある霊山寺（りょうせんじ）。
近鉄奈良線｢富雄｣駅東口から｢若草台（50系統）｣行きバスに乗り、「霊山寺」で下車してすぐ。
「秋のバラと薬草のお風呂」をめあてにのんきに来たら、思いのほか大きくて立派なお寺でちょっとびっくり。
霊山寺は734年、聖武天皇の勅命で行基が建立したお寺です。
公式サイトによると、この土地では「小野妹子の息子・小野富人が薬草湯屋を建て、薬師三尊仏を祀って諸人の病を治されていた」とのこと。
その由来から、今も薬草を使ったお風呂「薬師湯殿」を設けています。
今回は朝８時40分～13時過ぎまで滞在しましたが、↓こんな感じで巡って色々な意味でおなかいっぱいの半日になりました。
■かなり強力なパワースポット・奥之院
■国宝の本堂で重文の仏像を鑑賞…バラの時季と年末年始だけ見られる秘仏も。
■薬膳カフェで薬膳鍋ランチ…料理のクオリティーが高くて美味！
■薬師湯殿で薬草風呂に浸かる
全体地図でその広大さがよくわかります▶霊山寺公式サイト「入山のご案内」ページ
奈良に毎年一人旅するようになって13年。
色々なお寺に行きましたが、こんなにコンテンツが豊富なお寺はなかなかないと思います。
霊山寺のバラ園
霊山寺に秋バラを見に行ったのは11月4日（金）。
バラ庭園は朝8時開園で、私が着いたのは8時40分頃。
平日で、私以外に犬の散歩をしている夫婦しかいなかったので、のんびり鑑賞＆撮影できました。
園内には色あざやかなバラがあちこちに咲いています。
…全体を見回すと散っているバラも多くて、見ごろを過ぎてしまったかと思いましたが、間近で見るとバラの花びらに朝露が。
朝日が差す中、しっとり濡れたバラが美しくて、ぽーっと見とれてしまいました。
たまたま早起きできたのですが、朝に来てよかった～(*^-^*)
グラデーションのあるバラもきれい。
「霊山寺」公式サイトによると、バラ庭園は「世界平和を願い、心の安らぎを感じてもらうために昭和32年に開園した1200坪の近代庭園」で、その数は200種類2000株。
アメリカやドイツ、フランス、イギリスなど欧米や日本などさまざまな国のバラが見られます。
バラのアーチを抜けて奥へ。
澄みきった朝の爽やかな空気の中でのお散歩がとても気持ちいい(^-^)
奥の建物は、ティーテラス「プリエール」。
バラの最盛期のみの営業で、開店前でしたが、ローズティーやばらのアイスがいただけるそうです。
中締め＆次回「霊山寺」連載予告
ということで、バラ庭園を満喫した霊山寺。
朝早く来てよかったのは、観光客がほとんどいない静かな中でバラを鑑賞できて、自由にゆっくり写真を撮れたこと。
平日朝だけの現象なのかは分かりませんが、最寄りの「富雄」駅周辺の道路がえらく混んでいて、バスが15分以上遅れて来ました。
大幅な遅延はよくあるようで、「またバスがなかなか来なくて…」と仕事先に電話する通勤客が数人いました。
私みたいに大した計画もない旅ならよいのですが、綿密なスケジュールを組んで旅行される方はご注意を。
～霊山寺「バラ庭園」の基本情報～
【営業時間】 8時～17時 ※ティーテラス「プリエール」はバラの最盛期（5月上旬～6月中旬／10月中旬～11月上旬）のみ営業。10時～16時
【定休日】 なし（年中開園）
【アクセス】 近鉄奈良線「富雄」駅東口を出て１番のりば｢50系統 若草台｣行きバスで「霊山寺」下車（駅から7分）してすぐ
【Webサイト】 「霊山寺」公式サイトの「バラ庭園」ページ
【SNS】 「霊山寺」Twitter
霊山寺のつづきは▶奈良・霊山寺で国宝の本堂、重文の三重塔などを巡る｜霊山寺さんぽ＆仏像編
今回の奈良一人旅全体の行程は▶奈良で秋のバラとお風呂を楽しむ一人旅【スケジュール編】
では！
46才独身女・はんまゆ
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