親の終活、老後について家族会議で話し合ったテーマまとめ

どうも。47才独身女・はんまゆです。

今回のテーマは、「家族会議で親の老後について具体的に話し合ったこと」について。

(前回記事▶ 親の老後を考える~47才独身女、帰省して家族会議を初開催~ )

 

埼玉で暮らす80才前後になる両親と、同じ市内に家族と暮らす妹に声をかけて開いた家族会議。

親の老後、というか既に老後生活に入っているので、万一のことを考えた話し合いです。

今回は、家族会議でPCに記録しながら話し合った具体的なテーマをまとめました。

 

…葬儀とかお墓とか気が重くなるテーマばかりですし、たった一度家族を集めて話し合っただけですが、やるべきことを一歩進められてよかったです。

人生の折り返しを迎えた自分の老後のことも想像して、気重にもなりましたが(-_-)

 

資産管理

親の資産と言っても、私の場合は中小企業のサラリーマンだった父+専業主婦の母ーという状況なので、家とその土地ぐらいですが。

お金持ちの家のような財産はないけど、2人はずっと慎ましい生活で、今後も年金だけで暮らしていけること、ローンなどの負債もないことに安心しました。

 

資産管理の記録、遺言書、エンディングノート

両親との家族会議では最初に、お金などの管理、記録をしているノート類の所在と共に、遺言書やエンディングノートの有無を確認。

 

エンディングノートは、両親の暮らす自治体では無料配布していると聞いたので、もらって書いておくようすすめておきました。

配布していたり、ダウンロードできたりする自治体もあるので、親の居住自治体のサイトを調べてみるとよいかと。

足立区エンディングノート(じぶんノート)
調布市版エンディングノート(じぶんノート)


内容を見たら、独身一人暮らしの私こそ、万一に備えて今から書いておいたがいいんじゃないかと危機感が…

 

家&土地

両親が暮らす家とその土地については、名義や残りのローンの有無、耐震工事歴、処分方法を相談できる不動産会社の有無などを確認。

二人に万一のことがあったときに家をどうしたいかについて、両親、同じ市内で暮らす妹、都内で一人暮らしする私それぞれの意向を共有し、記録しました。

 

お金、保険

お金については、銀行口座や名義、通帳の保管場所など。

負債や他人への貸借の有無に加え、お金のことを相談している金融機関やファイナンシャルプランナー、弁護士などの有無も尋ねました。

保険については、生命保険などの保険の種類や保険会社、名義、月々の掛け金を聞き取りました。

 

名義や長年買い替え時にお世話になっている自動車会社の営業担当者の連絡先などを確認。

80才を超えた今も車を使う父には、将来的に免許返納の意向があるかも聞きました。

…近所にコンビニもスーパーもないので、車がないと高齢者二人の暮らしは成り立ちませんが。

 

その他 ~身分証明書、介護保険証など~

両親それぞれの身分証明書、マイナンバーカード、介護保険証などの有無と保管場所を確認。

以前、役所で介護の窓口に勤めていた人の話によると、65才で居住自治体から郵送される介護保険証は、郵送時はまだ介護が不要な場合が多いので、いざという時になくしてしまっている人も多いそう。

再発行の手続きをすればよいのですが、まだ親が介護を受けていない場合は、介護保険証の所在を一度確認してもらうとよいかと。

 

老後の住まい ~親が一人残されたら~

両親のどちらか一人が残った場合を想定した以下の点について、それぞれの意向を確認。

・どこで暮らしたいか?
・子どもとの同居の希望はあるか?
・兄弟姉妹など親戚との同居の希望はあるか?
・介護が必要になった場合、認知症になった場合の希望。施設に入ることへの考え

 

都内で一人暮らしする私と、同じ市内で家族と暮らす妹の考えも両親に伝え、合わせて記録しました。

 

以前、自治体で介護関係を担当していた知人から、

「介護はデイサービスを受けられるからさほど心配する必要はない。介護のために同居するケースも減っている」

と聞いたことがあるので、いざとなればその知人にもアドバイスをもらいつつ、公的サービスなどをフル活用すれば乗り切れるかなと思ってます。

 

葬儀、お墓

両親それぞれには、葬儀の形式、葬儀に来てほしい人の連絡先、葬儀後に通知してほしい人の連絡先、お墓の希望などを確認。

 

今の生活 ~年金、医療~

年金については、両親それぞれが受給している年金の種類と月額、遺族年金のことなどを確認。

医療面は、かかりつけ医や定期検診の受診先、緊急時の救急搬送で希望する病院などと共に、大きな手術や既往歴をヒアリング。

話の流れで、延命治療の意向についても確認しました。

 

その他 ~私たち子どもの人生プラン~

親の老後を話し合う家族会議ですが、子どもの私たちにもかかわることなので、親のことを抜きにして、私と妹が現時点で、今後の人生をどう考えているのか、仕事への考えも共有し、会議メモにも残しました。

 

家族会議でよかったこと4つ&お役立ちリンク

親の老後を話し合った家族会議を開いてよかったのは、以下の4点です。

 

 ◆親にエンディングノートを書くようすすめたり、家族会議メモを共有したりと、将来の備えを一歩進めることができた
◆私自身、親が一人になったらどうしたいかをリアルに考えるきっかけになった
◆ずっと疎遠で、帰省で会った時にひと言二言話す位だった妹とも話合いできて、LINEで連絡できるようになった…独身の私には親以外の家族は妹だけなので
◆独身一人暮らしの私こそ、万一に備えて、第三者がわかるようなメモを作っておかなきゃいけないと危機感が芽生えた

 

親の終活について調べているときに、知人が以前自治体で介護の関係の仕事をしていたことを知ったのですが、関連の仕事をしたことのある人や弁護士などが友人知人にいないか洗い出しておくのも良いかと思います。

 

最後に、参考になるリンクを二つ。

家族会議で参考にしたのは▶親が元気なうちに家族で話しておくべき7つのこと(みずほ銀行)

厚生労働省が「介護に直面する可能性が高まる40歳代・50歳代の従業員」向けに作ったチェックリスト▶親が元気なうちから把握しておくべきこと(厚生労働省ホームページ)

 

今度の帰省では、「古い服が捨てられない」と嘆く母がためこんでいる不用品の処分をしようと思います。

では。

47才独身女・はんまゆ

 

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