岩手の「大沢温泉 湯治屋」【施設編】〜築200年!宮沢賢治ゆかりの宿〜

岩手・大沢温泉の湯治屋。外観 北海道、東北

どうも。45才独身女・はんまゆです。

ネタが尽きない夏の東北旅行連載のつづき。

今回紹介するのは、岩手県花巻市の「大沢温泉 湯治屋」です。

 

花巻出身の宮沢賢治ゆかりの宿で、高村光太郎も滞在したという、文豪にも愛された温泉。

大沢温泉には、築200年の「湯治屋」と近代的な旅館の「山水閣」があります。

今回泊まった「湯治屋」のポイントを。

◾️タイムスリップしたような”時代感”ある宿。古き良き日本らしさと懐かしさが◎
◾️温泉は内風呂+二つの露天風呂。(「山水閣」の半露天風呂も入浴可)
◾️真下に流れる豊沢川のせせらぎや目の前の緑を感じる露天風呂が心地よい!
◾️自炊できる炊事場も
◾️部屋の施錠はふすまについた金具だけなので、女一人なら「山水閣」が安心かも

↑最後に挙げた「鍵」について。

今回は女性の仕事仲間と2人での宿泊でしたが、築200年の建物なので部屋の鍵が、ふすまの簡易な金具だけだったのが少し心配でした。

私は新聞記者時代、ある県警の捜査一課を担当して色々な凶悪犯罪を取材したこともあって、宿泊先でも施設の豪華さよりも防犯面を意識するので、ちょっと気になってしまいました。

大沢温泉は風情ある宿でぜひまた行きたいと思いますが、一人で行くなら現代的な建物の「山水閣」の方に泊まろうと思いました。

 

大沢温泉へ

4泊5日の東北旅行で3日目に泊まった岩手の「大沢温泉」。

前回記事で紹介した、同じ花巻市のレトロ食堂「マルカンビル大食堂」から車で30分ほどで到着。

7月中旬でしたが、まだあじさいがキレイに咲いていました。

岩手・大沢温泉近くのあじさい

 

大沢温泉の「湯治屋」。時代を感じる建物です。

岩手・大沢温泉の湯治屋。外観

 

この趣き!ワクワクしてきます。

岩手・大沢温泉の湯治屋。外観

 

待合スペースの家具類も年季が入っていて、時代を感じます。

岩手・大沢温泉の湯治屋。待合室

 

大沢温泉 湯治屋の宿泊部屋

今回泊まった「大沢温泉 湯治屋」のお部屋。

岩手・大沢温泉の湯治屋。室内

↑テレビの台や茶だんすなど家具類も年季の入ったもので、昔の日本にタイムスリップしたみたいな和室です。

 

窓からの眺め。眼下に流れる豊沢川の流れる音は、清涼感満点でした(^-^)

岩手・大沢温泉の湯治屋。部屋からの眺め

 

今回使いませんでしたが、「湯治屋」には自炊できる炊事場があるのが特徴です。

岩手・大沢温泉の湯治屋。自炊室

 

館内のどこを歩いていてもレトロ感と懐かしさがあって、心安らぎます。

岩手・大沢温泉の湯治屋。廊下

 

大沢温泉 湯治屋の露天風呂

「湯治屋」にある露天風呂の一つ、女性専用の「かわべの湯」へ。

自然の緑に心洗われます(*^-^*)

岩手・大沢温泉の湯治屋。かわべの湯

 

目の前には爽やかな緑が広がり、すぐ下には川底まで見えるほど澄み切った豊沢川が流れます。

岩手・大沢温泉の湯治屋。かわべの湯。

自然に包まれ、そよ風にあたりながら入る露天風呂。最高でした(*^_^*)

 

内風呂は、天井が高くレトロな造り。

熱めのお湯で体がずーっとぽかぽか温まる温泉でした。

「大沢温泉 湯治屋」公式サイト→「温泉」

 

大沢温泉を散策

大沢温泉内を散策してみました。

部屋から見えた曲り橋を渡ってみます。

岩手・大沢温泉の湯治屋。屋外

 

↓写真では少し隠れていますが、中央部分、川にせり出したところが混浴露天風呂。このときは誰もいませんでしたが、20時から1時間は女性専用になるそうです。

岩手・大沢温泉の湯治屋。散策1

 

橋をてくてく歩くと正面に見えるのが、ギャラリー「菊水館」。

岩手・大沢温泉の湯治屋。散策2

 

昔ながらのかやぶき屋根が印象的な「菊水館」。

岩手・大沢温泉の菊水館

ギャラリーは17時半で閉館なので入れませんでしたが、詳しくは▶大沢温泉公式サイト「菊水館」

 

7月半ばで東京はかなり本格的な猛暑でしたが、岩手はまだ涼しさがあって、お散歩も快適でした。

岩手・大沢温泉の湯治屋。散策。

 

「湯治屋」は築200年のいい味わい。

岩手・大沢温泉の湯治屋。散策

著名な文豪に愛されたのもわかる趣深さです。

お風呂上りに部屋で渓流の音を聞きながら、旅館のアンケートに長々と感想を書き込んでいると、温泉で療養中の文豪になったような気分になりました(^-^)

テレワークで勤務地自由な会社に勤めていたら、湯治宿でテレワークするのもありかも、なんて思いました。

 

大沢温泉中締め

というわけで、趣深さ満点の「大沢温泉 湯治屋」。

ほかの旅館ではなかなか味わえないひと時を過ごせます。

今回の4泊5日の東北旅行では、2日目に泊まった秋田の玉川温泉につづく湯治宿になりますが、今回の旅行で湯治宿に完全にハマりました(*^-^*)

良質な温泉で心身が癒えて、豪華さよりも、素朴さやより生活感ある湯治宿は心安らいで、おすすめです。

大沢温泉公式サイト→「湯治屋」

 

次回は大沢温泉の【食事編】です▶岩手・大沢温泉 湯治屋【食事編】~地元産そば粉の十割そばとジューシーすぎる唐揚げ~

今回東北旅行連載は、以下のリンクからご覧ください。

では!

45才独身女・はんまゆ

 

★2022年夏の東北旅行連載★

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